【アレコレ細野美也子】着物コーデ:4月② 東レ洗える附下|みずもち|富山県
ときめきがある大人ピンクのコーディネート。
〈着物〉
美しい“余白”をもつ、大人ピンクの洗える附下。
桜前線が北上中です。日本人にとって春色というと、桜の花のイメージではないでしょうか。
今は色を性別や年代で分けるのはNGとされていますが、それでも桜色―ピンクは女性にとってはときめきがある色です。
最近は大人ピンクという言い方が浸透しており、年代を越えたピンクの着こなしが雑誌でも街なかでも見られます。
気候もよくなり、やや汗ばむ季節を迎え、これからの季節でこそ洗える附下が活躍します。
何かと、顔合わせや挨拶が多い新年度。
気張りすぎず、しかし相手に対しての敬意を表わす装いとして、まさにオススメの一枚がこちら。
今回ご紹介している、洗える附下は甘すぎない上品な大人ピンクに、笹を絶妙なバランスで配置した飛び柄仕様。
落ち着きのある色合いは年代に合わせた品格を演出し、どんな帯でも受け入れる、いい意味での余白があります。
一見、無難に見える附下でこそ、着こなしの幅があります。
TPOと、着る人の個性に合わせて、悩むことなく自在なコーディネートが可能。
スッキリした帯、柄の密度がある帯、白地や黒地の帯、さらには袋帯や九寸名古屋帯などの洒落ものもOK。
帯で着る人の個性や雰囲気をしっかり出せるというのは、そもそもが土台となる着物が優秀だということ。
着物初心者の方が気軽に着られる附下。着物上級者の方が満足する完成度。
きものサロンみずもちセレクト附下。
〈帯〉
袋帯 西陣織 鹿子井山田 唐花。
西陣・鹿子井山田は唐花のデザインを得手とする織元。
多彩な唐花文様がある中で、こちらはスッキリした余白のあるデザインで、唐花のエスニックな雰囲気を残しつつ現代的なシャープさも感じさせる帯です。
あまり仰々しくなく、しかしきちんとした装いを心がけたいときに重宝な一筋。
白地の余白は、附下の大人ピンクの余白に呼応して心地良いバランスです。
〈コーディネート〉
テーマは、春の軽やかな大人ピンクコーディネート。
礼装というほどの重さはなく、かといってカジュアルに過ぎない上品さをアピールできる組み合わせです。
あえて、強い個性を出さずに周囲との調和を意識しました。
時節柄、初顔合わせでの会合が多いときなので、知的で好感度の高い組み合わせは、これからのお付き合いにもよい影響をもたらすことと思います。
附下:東レシルック洗える着物 笹 106-0063
袋帯:西陣織 鹿子山田 唐花 116-0718
帯上:京都和装小物 衿秀 313-0049
帯〆:江戸組紐 五嶋紐 冠 ゆるぎ 312-0276
きものサロンみずもち:https://warakuan.shop-pro.jp/
〈コーディネーター〉
コーディネート 文:細野美也子様(月刊アレコレ)
https://www.arecole.com/
Instagram:@arecole.miyakohosono
〈会社案内〉
水持産業株式会社
https://www.warakuan.jp/
〒933-0804富山県高岡市問屋町20番地
TEL:0120-25-3306
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