【アレコレ細野美也子】着物コーデ:1月① 東レ洗える附下|みずもち|富山県
シックなのに華やかな新年コーディネート。
〈着物〉
⾦彩を使って表現された若松模様の附下。
⾊味を多く使っているわけではないのにとても華やかな印象の、洗える東レシルックの附下です。
松と⾔えば、松⽵梅で挙げられる代表的な吉祥⽂様の植物。
しかし、どこか古典的すぎて、格はあるけれどおしゃれなイメージに繋がらない……と思う⼈もいるかもしれませんね。
しかし古典は表現、デザインにより、逆に現代的デザインを超えたカッコいい⽂様として昇華します。
紹介している附下が、まさにそれ。⾚みのある茶が⼥性らしさを、繊細な線で描かれた枝葉が洗練された⼤⼈の雰囲気を伝えます。そして特筆すべきこの附下の優秀な点は! それぞれの年代の美しさを引き出せるところ。
重厚感もありつつ、⼤⼈ならではのおしゃれ感が伝わる⼀枚です。新年にふわさしい ⼤⼈の正装。
このコーディネートなら結婚式でもOK です。ポリでも⼤丈夫?――もちろん です。
フォーマルは、柄付けや紋など、着物としての様式のほうが優先されます。
着物初⼼者の⽅が気軽に着られる附下。着物上級者の⽅が満⾜する完成度。
きものサロンみずもちセレクト附下。
〈帯〉
表情がカワイイ向かい鴛鴦の袋帯。
シャンパンカラー寄りの⾦⽷で網代に織られた帯地は、⾓度によって陰影がよりくっきりして帯としての表情が豊かになります。そして、お太⿎には⼤きな向かい鴛鴦。ポイントは向かい鴛鴦が整列しているのではなく、 ダイナミックに⼀対だけというところがおすすめポイント。しかも、こちらは地に⽐べてより⻩⾦⾊が際⽴つゴージャスな⾦⽷使いながら、鴛鴦の顔がユニークでカワイイ。
鴛鴦はよく知られているように仲睦まじい夫婦の象徴なので、結婚式では喜ばれるだけでなく、その 表情が話題になること間違いなし。
〈コーディネート〉
⽩の華やかさは唯⼀無⼆。
⾚みがあるとはいえ茶がこんなふうに華やかにエレガントに映るポイントは、⽩との組み合わせ。つい⼩物で⾊を⼊れてしまいがちですが、実は⽩の華やかさは唯⼀無⼆。上品、清潔感、エレガント、モダンなイメージまで司ることができます。松の⽩上げの美しさと、鴛鴦の⽻の中の眩しい⽩の効果、そして帯上の⽩も⼀層のエレガントさを増しつつも、いい抜け感になっています。半衿は⽩、もしくは⽩の刺繍半衿が着物や帯の⾊をキレイに⾒せます。
附下:東レシルック洗える着物 松 106-0058
袋帯:西陣織 大西織物 向鳳凰文 116-0697
帯上:江戸組紐 五嶋紐
帯〆:江戸組紐 五嶋紐 312-0175
きものサロンみずもち:https://warakuan.shop-pro.jp/
〈コーディネーター〉
コーディネート 文:細野美也子様(月刊アレコレ)
https://www.arecole.com/
Instagram:@arecole.miyakohosono
〈会社案内〉
水持産業株式会社
https://www.warakuan.jp/
〒933-0804富山県高岡市問屋町20番地
TEL:0120-25-3306
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