商品番号:103-LL-khi0002
単衣訪問着 単衣訪問着LLサイズ 加賀友禅:本間哲也 沢辺の蛍 月白色 サイズ:LL 165~175cm 表地:正絹
薄い青紫がかった水色の地色に「沢辺の蛍」をテーマに描いた上品な着物。蛍は19時過ぎごろ起きて、暫くは露を飲みます。その後相手を求めて飛び交う習性を描いております。加賀友禅作家:本間哲也。刺繍:加賀刺繍。着物監修:裏千家正教授 藤井宗文。6月初旬から中旬までにおススメの着物です。
「沢辺の蛍」:日本人が「蛍」を愛でてきた歴史は古く、清少納言も『枕草子』で、「夏は夜がよい、蛍が多く飛び交うのも、一つ二つとほのかに光っているのも風情がある」と述べています。光を放って飛ぶ期間の短い蛍、そして命が短く儚さを感じる蛍は、古来夏の風物詩としてさまざまに楽しまれてきました。七十二候には「腐草為蛍」(腐れたる草蛍となる)という季節があり、昔は朽ちた草が蛍になると信じられていました。そのため、蛍は別名「朽(くち)草(くさ)」「腐(くち)草(くさ)」などともいわれています。蛍の淡い光は、現在のように楽しむものとしてではなく、神秘的で不吉なものとも捉えられ、やがてその儚さが恋い焦がれる男女の情と重ねられるようにもなりました。和泉式部が夫である藤原保昌から打ち捨てられたときには、貴船神社で蛍が飛んでいるのを見て、「物思へば沢の蛍も我が身よりあくがれいづる魂(たま)かとぞみる」と詠み、恋する心が我が身から飛び出したようだ、といっています。蛍はその飛びかたから「火垂」が語源といわれ、その飛ぶ様子が恋する人を求める情熱と見られたとも思われます。かたや『源氏物語』では、蛍の光は玉鬘の姿を映し出す灯りとして御簾の内で放されたという雅びな演出になっています。六月の宵の風物として日本人が愛してやまない蛍の文様で、沢辺に生まれて恋に飛び交う「火垂」の愛しさを装いたいものです。
【写真のコーディネートで使用した商品番号】
帯:116-hib0006 帯〆:925-I005-B 帯上:915-I001-B
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- 5泊6日 フルセットレンタル
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価格 28,600円(税抜 26,000円)
×印のところは予約済みです。ご了承ください。
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表地:正絹
柄:蛍
身長:165cm~175cm
ヒップ:99cm以下
身丈:175.6/肩桁:71.0/袖丈:48.5
前幅:25.0/後幅:30.3
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商品ランク:F
商品紛失破損請求について
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